リベリアはアフリカ大陸の西部にある大西洋に面した国で、国土面積は日本の3割ほどの広さがあります。北緯4度から8度付近に位置し、首都のモンロビアは国土の西部、大西洋沿いにある都市です。国全体が熱帯性の気候に属していて、モンロビアは年間を通して最高気温が29℃前後、最低気温が23℃前後です。年間降水量は5300mmもあり、1月から3月のやや乾季を除き毎月多くの雨が降っています。
リベリアの主な産業は鉱業や農業です。鉱業においては鉄鉱石やダイヤモンド、金などが採掘され輸出されています。農業においては、ゴムやアブラヤシ、コーヒー、ココア、コメなどの栽培がおこなわれています。特にゴムは重要な産物となっています。
公用語は英語となっていますが、使用できる人はあまりおらず、各民族がそれぞれの言語を使用して生活しています。
宗教は伝統宗教とキリスト教が4割ずつくらい信仰されていて、次いでイスラム教徒が多くなっています。