南スーダンは、2011年7月にスーダン共和国から独立してできた国で、アフリカ大陸の中央、北緯3度から12度、東経23度から39度付近に位置している内陸国です。国土面積は日本の約1.6倍の広さがあります。首都のジュバは国土の南部にあります。国土の北側はやや乾燥していて、南下すればするほど熱帯雨林が生い茂る地帯になっていきます。ジュバは、年間を通して最高気温が34℃前後、最低気温が21℃前後と暑く、年間降水量は1000mm程度でそのほとんどが4月から10月にかけて降ります。
南スーダンの主な産業は鉱業、農業、林業です。鉱業においては石油の埋蔵がとても多いですが、現在はスーダン共和国との政治的な問題の影響で、満足に輸出ができず外貨を得づらい状況になっています。その他、鉄鉱石や銅、亜鉛などの採掘がおこなわれています。農業においては綿花やピーナッツ、マンゴーなどの栽培がおこなわれています。林業も盛んで、多くの木材が輸出されています。
南スーダンでは、伝統宗教やキリスト教が信仰されています。