塩湖であるカスピ海の西岸に位置し、北はロシア、南はイラン、西はアルメニアとグルジアに挟まれた国です。面積は北海道よりも少し大きく、日本の東北地方とほぼ緯度にある国です。しかし、日本の東北地方とは気候は大きく異なります。夏場の最高気温が40℃を超えることもあります。一方で冬場の平均気温は5℃前後と一桁台ですが、風の強さによってもっと寒く感じることもあります。雨はほとんど降らず年間降水量が200mm程なので、湿度が低いことも特徴の一つです。
石油を中心とした天然資源が豊富にあり、バクー油田を中心に世界でも有数の石油産出地です。パイプラインを設置して石油を国外へ輸出していることもあり、石油は国の経済発展を強く支えています。
アゼルバイジャンに住む人の多くがイスラム教徒ですが、旧ソ連だったこともありお酒の購入も飲酒も容易に可能です。
首都のバクーには地下鉄があります。そのほかにも鉄道はありますが、短距離・長距離移動共に、バスの路線が充実しています。