「草原の地」、または「リンカーンの地」という愛称で親しまれ、経済的に大きく発展している州でもあります。航空機メーカーの「ボーイング」、ファーストフード大手の「マクドナルド」、航空会社の「ユナイテッド航空」などが、イリノイ州に拠点を置いています。
また、農業も盛んに行われており、トウモロコシや大豆の生産高は、常にアメリカ国内のトップクラスとなっているのです。
イリノイ州では、毎年3月17日に「セイント・パトリック・デイ」というお祭りを開催しており、アイルランド出身の聖人パトリックを祭る日になっています。アイルランドのナショナルカラーである「緑」にちなんで、その日のお祭りでは緑の食べ物が屋台に並んだり、シカゴ川が緑に染められたりします。
ちなみに、1893年、アメリカで最初の水族館が建設されたのがイリノイ州でした。